MT4アプリの使い方について説明します。 現在の収支状況や取引履歴の確認、手動決済など、MT4アプリの使い方を覚えておくと非常に便利です。

はじめにMT4アプリの基本機能についてご説明します。
大きく５つの基本機能がございます。
①気配値
②チャート
③トレード
④履歴
⑤設定

画面下に並んでいる５つのアイコンをタップしてご確認ください。

それでは、各種機能についてご説明します。

①気配値
こちらは、各通貨ペアのリアルタイムレートが表示されているプライスボードです。
左上の鉛筆マークをタップすると表示されている通貨ペアを並べ替えたり、削除することができます。
また、右上の「＋」をタップすると通貨ペアや指数を追加表示させることができます。

通貨ペアをタップすると「チャート」「トレード」「詳細」がポップアップで立ち上がり、注文やチャートを見ることができます。


②チャート
チャートが表示されます。左上には時間足の設定変更ボタンがあり、右上には注文を出せる「トレード」ボタンがあります。
また、指で拡大・縮小をしてチャートの表示サイズを変更することができます。


③トレード
この「トレード」画面が一番よく見る画面になると思います。 ここには、現在の収支状況、保有ポジションが表示されます。 それぞれの表示内容をご説明します。

A.残高：資金の残高です。{入金額＋（決済済み収支）}
B.クレジット：入金時のボーナスです。証拠金として充当されますが、出金することはできません。
C.有効証拠金：トレードに使える証拠金の総額です。（残高＋クレジット＋現在の収支）
D.証拠金：現在保有しているポジションに対する証拠金です。
取引通貨量×取得レート÷1000（レバレッジ）
例：4000通貨（0.04lots）×110.671円 ÷ 1000 =証拠--円
E.余剰証拠金：新たにポジションを保有する際の余剰証拠金です。
余剰証拠金 = 有効証拠金 - 証拠金
F.証拠金維持率：時価評価総額に対する必要証拠金の割合
証拠金維持率＝有効証拠金 ÷ 証拠金


ポジション
ポジションには、現在保有しているポジションの状況が表示されます。
通貨ペアをタップすると詳細が表示されます。

長押しするとポップアップ表示され、トレードや注文変更が可能となります。


④履歴
「トレード」の次によく見る画面になります。
こちらには、過去に決済された取引履歴が表示されます。
上のタブで期日の指定ができます。
損益は、指定した期間の合計の損益になります。

また、各決済履歴をタップすると詳細が表示されます。


⑤設定
新規口座の追加やチャートの設定など各種設定が行えます。
今回は、約定通知機能についてご説明します。
設定画面の「チャットとメッセージ」には、株取引でいう約定通知が届きます。
新規注文と決済注文、その他手動などで行った注文の内容がエビデンスとしてメッセージに残るようになっています。



新規の約定通知は、このように表示されます。
例：order opened #11835239 sell 0.06 EURUSD at 1.13566, SF02
新規注文 #約定番号 / 買い(buy)or売り(sell) / 数量 / 通貨ペア / 約定レート /　システム名（SF01やSF02）
決済注文の約定通知は、以下のように表示されます。
例：order #12065586 sell 1.28 EURUSD at 1.14464 closed at price 1.14185, SF02, profit: 39 088 JPY
#注文番号/ 買い(buy)or売り(sell) / 数量 / 通貨ペア / 新規約定レート /　決済約定レート / システム名（SF01やSF02）/ 損益金額
尚、アプリに通知を受け取るためには、MT4で通知機能の設定が必要となります。

MT4アプリの各種機能と操作方法をマスターして、日々の運用状況をウォッチしていくようにすると投資との距離が縮まっていくと思います。